縫製の知識
お客様のイメージを形にする作業の中で必ず必要になるのが「縫製の知識」です。
よりスムーズな生産を実現するために、打合せの最中に即座に的確な判断をし、仕様面において必要なアドバイスいたします。
ダイコープロダクトは1963年に創業した、手袋・バッグ・小物雑貨の製造メーカーです。
世の中で販売されている商品は、企画・開発→製造→流通→小売といった経路を経てお客様の元へと届けることができます。
企画・製造・流通・販売のそれぞれのプロが集まらないと、よい流れが生まれません。
この流れの中で弊社が請け負う部分は主に「製造」の部分です。
材料を加工して平面から立体にすることが我々の仕事であり、そこに付加価値を付けて世の中に商品を提供することが弊社の社会的役割です。
私たちダイコープロダクトは長年培ってきた現場のノウハウを生かして、クライアント様の想像=イメージを、確かな技術で創造する(形にする)、ものづくり企業です。
手袋の産地香川県の中でも手袋とバッグの二刀流は大変珍しく、ダイコープロダクトの特徴のひとつとなっております。
手袋生産チームとバッグ生産チームは分けるようにしてそれぞれの専門性を高めるようにしていますが、共通点も多く、相互の技術共有も行っております。
また、製造現場が社内にあるので、総合職スタッフもものづくりのノウハウを蓄積しやすい環境にあります。
営業企画スタッフにおいては時には自らサンプル作成にも携わっていますので、手袋やバッグの専門知識を習得できるようにしています。それにより、お客様のイメージを形にするためのサポートができるようにしています。
お客様のイメージを形にする作業の中で必ず必要になるのが「縫製の知識」です。
よりスムーズな生産を実現するために、打合せの最中に即座に的確な判断をし、仕様面において必要なアドバイスいたします。
お客様が作りたい商品のイメージ資料を基に、どうすればそのイメージに近い形を表現できるかを考えるのも企画営業スタッフです。
そのためには縫製の知識だけではなく、表地や裏地、芯材や副資材など様々な「素材」の知識も必要になります。
企画営業スタッフは製造現場を経験しているので、素材の知識も豊富です。
既にある企画に対して素材提案やサンプル提案といった形で生産のお手伝いをさせていただくことができます。
具体的な商品提案をさせていただくことも可能です。
BULLRESCUE /stairs design products /SoHといった自社ブランドはすべての企画に携わっています。
私たちが作るものは、生地や皮革などを裁断してミシンで縫い合わせる手袋とバッグの加工を主としております。
という3つのジャンルの商品を中心に手掛けております。
これにより一年中手袋を作り続ける環境が整うことや、3つの専門分野を横軸で連動させながら新たな付加価値を提供することが可能となります。
また、比較的ニッチな市場で専門性を高めているところがあります。
例えば官庁関係の中でも特に消防関係に注力していたり、マイナースポーツのグローブやファッションの中でもメンズでなおかつカジュアルを主として手がけていたりと、ニッチ市場で専門性を高めているというのも弊社の大きな特徴のひとつです。
皮革や帆布、化繊などを使ったカジュアルファッションバッグと精密機械ケースや防災バッグなど業務用バッグを主に手掛けております。
こうしたジャンルのものを選択し集中することで、市場規模が大きいバッグ業界の中でも高いレベルのパフォーマンスをお客様に提供できるようにしています。
ダイコープロダクトは国内・海外の両方にしっかりとした生産拠点を構えております。
国内・海外の生産拠点をうまく使い分けることで、
お客様のニーズに合わせて幅広い対応ができるようにしております。
国内工場が得意とするもの | 海外工場が得意とするもの |
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日本製の素材を多用する商品 | 価格重視の商品 |
多品種小ロット生産を希望する商品 | ロットが多く日本で対応すると時間がかかりすぎる商品 |
短納期・分納希望商品 | 加工工程が多い商品 (裁断パーツが多い、縫製箇所が複雑などの理由で 手間がかかる商品) |
MADE IN JAPANが付加価値になるブランド商品 | 比較的納期にゆとりがある商品 |
香川本社工場では社内25名の製造部スタッフに加え、社外の裁断・縫製職人約30名の体制で製造を請け負っております。
MADE IN JAPANに求められる品質基準をベースに、日本製の生地や皮革を使った商品や、付加価値の高い商品、短納期の商品などを中心に製造を行っております。
中国には青島・上海近郊エリア・広東省エリアにそれぞれ加工を委託している協力工場があり、それぞれ専門とする商品が異なります。日本で培っている手袋・バッグの製造ノウハウや生産管理手法を生かしつつ、お客様に「商品」だけでなく「安心」をお届けできるように心がけております。
このエリアには青島事務所を開設して弊社スタッフが2名常駐し、生産管理や一部加工も行っています。手袋については3件のそれぞれ特徴が異なる協力工場と取引し、その時求められる条件に応じて使い分けています。特殊作業用手袋やスポーツ手袋を主に製造しています。
バッグについてはスポーツ・カジュアルテイストのバッグを製造していますが、技術力が高く、比較的少ないロットからでも対応できる機動力が特徴です。
このエリアではニットの手袋や防寒小物などを中心に製造しています。
比較的リーズナブルに小ロット生産も可能です。
このエリアでは主にバッグや文具雑貨を中心に製造しています。バッグの縫製ライン以外に文具製造ラインを併せ持つ協力工場で、ミシン以外に高周波や超音波といった圧着技術や、コバ処理やプリントといった二次加工も社内で完結できるのが特徴です。
カジュアルバッグや精密機械を入れるケース、タブレットカバー、ファイル・バインダー類が一つの工場で生産できます。
このエリアでは特殊作業用手袋やアウトドアブランドの手袋を製造しています。弊社とも50年来の付き合いがあり、良い関係を長く続けている工場です。
大手メーカーの製造ライセンスも取得済みで、第3者のお墨付きも持つ信頼性の高さはこの工場の最大の特徴です。
1963年に創業して以来50年以上かけて培ってきたものづくりのノウハウと積み重ねてきた信頼が、弊社の基礎となって支えています。創立100周年を迎えることができることを次の目標にし、決して驕ることなく日々挑戦し続けることで時代と共に変化できる会社を目指しております。
香川県東部は手袋産業が地場産業であり、この地に手袋産業が根付いて約130年の歴史があります。
そのようなこの町にはまだまだベテランの職人技が残っており、そうした技術を習得しようとするやる気に満ちた若い人財もいます。
弊社は現在20代~70代までの各世代が集い、スタッフ全員地元採用で技術継承をしています。
そういう人財がさらに輝けるよう、「7つの考動指針」を掲げて業務に従事しております。
https://daiko-product.com/etc/191/
また、海外工場も若くて優秀なスタッフがおり、クイックな対応やベストなパフォーマンスをしようと常に前向きに業務に取り組んでおります。