香川大学ビジネススクールでの講演
11月28日に香川大学ビジネススクールにて講演をさせていただきました。
皆様にとって有意義な時間になったとすればありがたいですね。
最後の30分はグループ討論をさせていただいたのですが、テーマは「地場産業において人を増やすためにはどうすればよいか」です。
香川県のみならず地場産業といわれる産地の大多数が人の確保の問題で悩んでいると思いますので、いくつか出てきた意見をご紹介いたします。
- 業界で団結して小中高生に知ってもらう。高校生は地元に就職する傾向が強い。
- 高専のものづくりに関わってくれている人に向けて、社長が直接、仕事の魅力を伝える。
- 退職者を再雇用する。(高齢者、子育てがひと段落した方等)
- 高校生向けにインターンシップ(就業体験)を実施する。海外へも行けることをアピールする。
- 小さい頃からものづくり体験を重ねてもらう機会をつくる。
- ホワイト企業の認定を受けたところもある。認定を目指してはどうか。
- 分業制、高齢者、子育て中で外に出られない人をターゲットに求人募集をかける。
- ベテランを指導役にして、高齢者、障がい者を育成対象に加える。
- 全国的に手袋の聖地をアピールする。職人養成学校を作るのもありでは。生活費が安いこともアピール。
- 都会のフリースクールと連携できないか。
ということで、若い人や都会の人といった方や、働きたくても働けない方々にフォーカスされた意見が多い印象ですね。
我々もできることから着実にやっていきたいと思います。
少しでも地場産業に携わる人を増やしていくことも、社業を担う立場の役割ですね。
皆様ありがとうございました。